企業が学生に求める能力は10年連続で「あの能力」

企業が学生に求める能力は10年連続で「あの能力」 年も明け、平成27年度入社組の新卒採用も本格化する時期となってきました。近年は学生のコミュニケーション能力の低下が指摘されますが、先日、日本経済団体連合会は毎年恒例の「新卒採用(2013年4月入社対象)に関するアンケート調査結果の概要」を公表しました。

 これによれば、採用選考時に重視する要素の第一位は10年連続で「コミュニケーション能力」(86.6%)となりました。それも図表のグラフにあるとおり、年々、右肩上がりで伸びて来ています。こうした結果からはやはり学生のコミュニケーション能力が低下しており、企業としては採用活動においてそれを重視せざるを得ない状況が見えてきます。

 また2位は「主体性」(64.9%)でこちらもここ10年間で毎年増加してきています。3位以下は「チャレンジ精神」(54.8%)、「協調性」(51.8%)、「誠実性」(41.0%)の順に続いていますが、上位5項目には変化がありませんでした。


参考リンク
一般社団法人日本経済団体連合会「新卒採用(2013年4月入社対象)に関するアンケート調査結果の概要」
http://www.keidanren.or.jp/policy/2014/001.html

(大津章敬)
http://blog.livedoor.jp/miyataketakami/

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