2014年3月の求人広告掲載件数は前年同月比プラス43.3%の大幅増

2014年3月の求人広告掲載件数は前年同月比プラス43.3%の大幅増 公益社団法人全国求人情報協会は、毎月調査している求人広告掲載件数等集計結果の平成26年3月分を公表しました。この調査は、同協会の会員社が発行している求人メディアに掲載された求人広告の件数を集計したもの。これによれば3月の企業の求人意欲ポイントは、正社員で73.4ポイント、アルバイト・パートで80.6ポイント、派遣・業務請負で73.1ポイントとなっており、いずれも高水準となっています。しかし、3ヶ月後である6月の求人意欲を見ると、正社員57.2ポイント、アルバイト・パート54.2ポイント、派遣・業務請負は56.8ポイントと慎重な見方が強まっています。

 一方、広告件数を見てみると、3月の求人メディア全体の広告掲載件数は1,107,123件で前年同月比プラス43.3%の大幅増となっています。この水準はリーマンショック前を凌ぐ水準となっていますので、当面はどの企業も求人に大いに苦労することになりそうです。6月の求人意欲が大幅に減少していることから今後、夏にかけて落ち着いてくると期待したいところです。


参考リンク
公益社団法人全国求人情報協会「求人広告掲載件数等集計結果(平成26年3月分)」
http://www.zenkyukyo.or.jp/outline/research.php

(大津章敬)

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