60%台に上昇した国民年金保険料の納付率と前年比1.7倍となった財産差押え

60%台に上昇した国民年金保険料の納付率と増える財産差押 平成26年度の国民年金保険料は、月額15,250円と昨年度より210円の引き上げとなり、納付者にその負担感が少なからずかかっているところです。そのような中、厚生労働省から「平成26年3月末現在 国民年金保険料の納付率」が公表されました。公表された資料を確認すると、注目できる点が2点あります。
平成26年度の納付率の上昇
 平成26年3月末現在の(平成25年4月から平成26年2月分(現年度分))の納付率は、60.2%となり、前年である平成25年3月末現在の58.2%から2%上昇、60%台を回復する結果となりました。
財産差押の大幅増加
 国民年金保険料を納付しない場合には、最終催告状の送付を行い、それでも指定期限までに納付しない被保険者に対し督促状の送付を行い、場合によっては財産差押えが実施されることになります。今回公表された資料では、平成25年4月から平成26年3月分までの財産差押えが10,476件になったとのことです。これは、前年度の約1.7倍となっており、徴収の強化が行われていることがよく分かる結果となっています。

 納付率は上がっていますが、依然として4割近くの人が未納となっている状況は年金制度の信頼があがっていないことを示しているのでしょう。


関連blog記事
2014年3月2日「平成26年度の国民年金保険料は1ヶ月あたり210円の引き上げで15,250円に」
https://roumu.com
/archives/52027544.html

(宮武貴美)

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