70歳以上被用者算定基礎届等の電子申請についても事業主の電子署名が不要に

70歳以上被用者算定基礎届等の電子申請 事業主の電子署名が不要 2014年7月5日のブログ記事「7月より電子申請の添付ファイルとしてPDFが利用できるようになりました」でご案内したように、電子申請における利便性が継続的に向上しています。特に2014年7月1日からは「厚生年金保険70歳以上被用者算定基礎・月額変更・賞与支払届」等、計10届が電子申請で届出できるようになり、社会保険の算定基礎を電子申請で行っている事業主で、70歳以上の届出対象者がいる場合には、そのすべてを電子申請でできるようになりました。

 しかし、これらの追加された届出には、「提出代行に関する証明書」(以下、「代行証明書」という)の画像ファイルを添付することで、事業主の電子署名を省略することができる手続とはなっておらず、社労士が手続きの代行を行う際に事業主の電子署名が必要になっていました。

 今回、2014年7月8日からこの取扱いが変更になり、代行証明書の添付で電子署名の省略ができるように変更になりました。今後も取扱いの変更が行われる可能性がありますので、全国社会保険労務士会連合会のページはチェックしておいたいものです。


関連blog記事
2014年7月5日「7月より電子申請の添付ファイルとしてPDFが利用できるようになりました」
https://roumu.com
/archives/52041432.html

参考リンク
全国社会保険労務士会連合会「【電子申請可能になりました】「厚生年金保険70歳以上被用者算定基礎・月額変更・賞与支払届」等の電子申請について

http://www.shakaihokenroumushi.jp/social/topics/2014/0707.html

(宮武貴美)

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