マクドナルド、阪急トラベルの労働者側代理人 棗一郎弁護士による「労働トラブル対策セミナー」を開催!
日本人事労務コンサルタントグループ(LCG)では、労働トラブル対策に関してこれまで使用者側弁護士の講義を数多く企画してきました。しかし、社会保険労務士として企業に適切なアドバイスを行い、無用な労働トラブルを防止していくためには紛争の当事者である労使双方の考え方を理解しておくことも重要です。そこで今回は、日本マクドナルド店長残業代請求事件、阪急トラベルサポート事件、リコーリストラ出向事件など多くの有名な労働裁判の労働者側代理人を務められてきた棗一郎弁護士(旬報法津事務所・日本労働弁護団常任幹事)を講師にお迎えし、セミナーを開催します。
当日は以下のような近年の労働トラブルの重要論点について具体的な内容を取り上げ、各テーマの問題の本質はどこにあり、それが企業経営にどういった影響をもたらし、どのように改善すべきかをお話しいただきます。「企業ではこのように考えているようだが、そんなものは通用しない。最低限でもここまでは改善が必要」という労働者側からのメッセージをしっかりと理解することでバランスよく企業の労務管理へのアドバイスを行える視点を得ることを狙っています。多くのみなさんのご参加をお待ちしております。
棗一郎弁護士に聞く
具体的ケースに見る労働トラブルの重点分野と企業に求められる対応
~労働時間、退職勧奨、非正規従業員差別など今後深刻化するトラブルの論点と企業の対応策
講師:棗一郎氏 旬報法律事務所所属・弁護士
(1)今後多発する有期雇用社員の格差是正トラブル~労契法20条をどう考えるか
(2)労契法無期転換ルールに関して予想されるトラブルとその対応
(3)管理監督者を巡る紛争 今後の法改正も睨んでどのような対策が必要か
(4)阪急トラベルサポート事件最高裁判決を受け、営業職の労働時間管理はどうなる?
(5)退職勧奨の具体的ケースの検証と絶対に避けなければいけないポイント
(6)その他トラブルが増加している分野と求められる企業の労務管理の内容
[開催会場および日時]
東京会場
2014年9月5日(金) 13:30~16:30
日本青年会館ホテル 501会議室(千駄ヶ谷)
※翌日は東京にて社労士サミット2014を開催します。こちらも併せてご参加ください。
http://www.lcgjapan.com/seminar/2014summit/
大阪会場
2014年10月3日(金) 13:30~16:30
エル・おおさか 南1023(天満橋)
[講師プロフィール]
棗一郎氏
旬報法律事務所所属
中央大学法学部法律学科卒
司法修習49期 1993年弁護士登録
日弁連労働法制委員会事務局長
日弁連貧困と人権に関する委員会事務局次長
日本労働弁護団常任幹事
毎年の労働事件受任処理件数50件程度
労働審判事件70件(2006年4月施行から)
【労働分野で主に取り組んできた分野・事件等】
○残業・長時間労働問題
日本マクドナルド店長残業代請求事件、武富士支店長残業代請求事件、コナカ店長残業代請求事件など
○偽装請負・違法派遣問題
グッドウイルデータ装備費不当利得返還請求事件
○労働組合弾圧事件
JAM東京支部小澤製線事件、東京管理職ユニオン事件
○倒産・整理解雇事件
UIゼンセン同盟山田紡績事件
○不当労働行為事件
ノヴァ教職員組合事件、阪急交通社・阪急トラベルサポート事件
警視庁HIV無断検査退職強要事件
[受講料(税別)]
一般:15,000円
LCG特別会員:4,000円 正会員:6,000円 準会員:8,000円
[お申込み]
セミナーの詳細およびお申込みは以下よりお願いします。なお、LCGメンバーのみなさんは会員専用サイト「MyKomon」よりお申込みをお願いします。
http://www.lcgjapan.com/seminar/1409natsume/
(大津章敬)
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