東京都の最低賃金は19円の引上げで時間額888円へ
昨日、東京労働局から、東京地方最低賃金審議会が東京労働局長に対し、「東京都最低賃金を19円引上げて、時間額888円に改正するのが適当である」という答申が行われたことが発表されました。そもそも地域別最低賃金は、中央最低賃金審議会が目安を決定し、地方最低賃金審議会に提示、地方最低賃金審議会で調査審議が行われ、答申される流れになっています。
2014年7月31日のブログ記事「平成26年度地域別最低賃金額改定の目安は全国加重平均16円」で取り上げたとおり、中央最低賃金審議会で示された目安である19円の引上げがそのまま答申となりました。今後は、答申内容の公示等所要の手続きを経て、東京都最低賃金の改正が決定されることになります。東京を皮切りに、今後も各地で答申が行われ、最低賃金が決定、公示されることになりますが、その額とともに、いつから発効になるかという点にも注目していく必要があります。
関連blog記事
2014年7月31日「平成26年度地域別最低賃金額改定の目安は全国加重平均16円」
https://roumu.com
/archives/52044307.html
参考リンク
東京労働局「東京都最低賃金の19円引上げを答申」
http://tokyo-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/news_topics/houdou/2014/_120715.html
(宮武貴美)
http://blog.livedoor.jp/miyataketakami/
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