ブラック企業対策の一環として本日開設された厚労省の「労働条件相談ほっとライン」
ブラック企業という言葉も一時期の流行は去った印象を受けていますが、それでも労働トラブル件数は依然として高止まりの状況にあります。そんな中、厚生労働省は、若者の「使い捨て」が疑われる企業等への取組強化の一環として、本日(平成26年9月1日)、「労働条件相談ほっとライン」を開設しました。
この「労働条件相談ほっとライン」は、違法な時間外労働・過重労働による健康障害・賃金不払残業などの労働基準関係法令に関する問題について、専門知識を持つ相談員が、法令・裁判例などの説明や各関係機関の紹介などを行う電話相談となっています。特徴としては、労働者・使用者に関わらず誰でも無料(フリーダイヤル)で、全国どこからでも利用できる点(匿名相談も可能)と、平日の昼間のみでなく、平日夜間・土日についても相談を受け付けるという点です。
開設期間は本日、平成26年9月1日(月)から平成27年3月31日(火)で、フリーダイヤル0120-811-610となっています。なお、携帯電話・PHSからも利用可能の番号です。
リーフレットはこちら
http://blog.livedoor.jp/leafletbank/archives/51334021.html
参考リンク
厚生労働省「「労働条件相談ほっとライン」を開設します」
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000054880.html
(宮武貴美)
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