10月1日現在の大卒就職率は前年同期比4.1ポイント増の68.4%

10月1日現在の大卒就職率は前年同期比4.1ポイント増の68.4% 学生の就職環境において売り手市場が続いている中、厚生労働省より平成26年度「大学等卒業予定者の就職内定状況調査」が公表されました(平成26年10月1日現在)。

 これによれば、大学の就職内定率(平成27年3月卒業予定)は68.4%となり、前年同期を4.1ポイント上回りました。なお、この内定率は平成23年3月卒業者以降、5年連続で増加しています。またこれを男女別にみると、男子は67.6%(前年同期比3.1ポイント増)、女子は69.4%(前年同期比5.4ポイント増)となっています。また、高卒の就職内定率も同様の動きとなっており、54.4%と前年同期を8.8ポイント上回っています(※平成26年9月1日現在)。

 サービス業を中心に人材確保難に悩まれている企業も多いことから、大学や高校へのアプローチも含めて、新規採用を工夫することが求められます。併せて、既存の人材の定着と活性化を図るために、施策を進めていくことが重要ではないでしょうか。


参考リンク
厚生労働省 「平成26年度「大学等卒業予定者の就職内定状況調査」」
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000062605.html
厚生労働省 「平成26年度「高校・中学新卒者の求人・求職・内定状況」取りまとめ」
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000062596.html

(福間みゆき)

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