注目の労働時間法制改革の報告書骨子案が公開されました

労働時間法制改革の報告書骨子案 金曜日に開催された第122回労働政策審議会労働条件分科会において、注目の「今後の労働時間法制等の在り方について(報告書骨子案)」が公開されました。詳細の内容は今後、改めて取り上げていきますが、まずはこの報告書骨子案で取り上げられている内容をお伝えします。実際の報告書骨子案は以下でダウンロードできますので、是非ご覧ください。
今後の労働時間法制等の在り方について(報告書骨子案)
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000071225.html
働き過ぎ防止のための法制度の整備等
(1) 長時間労働抑制策
(2) 健康に配慮した休日の確保
(3) 労働時間の客観的な把握
(4) 年次有給休暇の取得促進
(5) 労使の自主的取組の促進
 フレックスタイム制の見直し
(1) 清算期間の上限の延長
(2) 完全週休2日制の下での法定労働時間の計算方法
(3) フレックスタイム制の制度趣旨に即した運用の徹底等
裁量労働制の見直し
(1) 企画業務型裁量労働制の新たな枠組
(2) 手続の簡素化
(3) 裁量労働制の本旨の徹底
特定高度専門業務・成果型労働制(高度プロフェッショナル労働制)の創設
(1) 対象業務
(2) 対象労働者
(3) 健康管理時間、長時間労働防止措置(選択的措置)、面接指導の強化等
(4) 対象労働者の同意
(5) 労使委員会決議
(6) 制度の履行確保
(7) 年少者への適用
その他
(1) 特例措置対象事業場
(2) 過半数代表者
(3) 管理監督者
(4) 電子的手法による労働条件明示
制度改正以外の事項
(1) 労働基準監督機関の体制整備
(2) 労働基準関係法令の周知の取組等

(大津章敬)

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