女性新入社員の72.8%が「管理職になりたくない」と回答

女性新入社員の72.8%が「管理職になりたくない」と回答 公益財団法人日本生産性本部は、昨年末、「2014年度 新入社員 秋の意識調査」の結果(以下、「調査結果」という)を発表しました。この調査は1991年より継続的に行われており、今回が24回目と歴史のある調査となっています。本日はこの調査結果の中から、管理職への意識についてとりあげましょう。

 今回より、「あなたは管理職になりたいですか」という新しい設問が導入されました。この設問に対し、全体では48.0%、女性新入社員のみでは72.8%が「なりたくない」と回答しました。また管理職になりたくない理由を問う設問において、男女ともにもっとも多い回答は「自分の自由な時間を持ちたい」(男性新入社員56.2%、女性新入社員38.9%)となっています。

 この結果から、管理職になることで長時間労働となり、自分の自由な時間が持てなくなることを敬遠する状況が見受けられます。しかし、企業としては、現場を担う管理職が必要不可欠であることから、ロールモデルを作り、管理職を目指す人材を育てておくことが求められています。


関連blog記事
2014年7月7日「新入社員の約7割 「残業は手当てがもらえるからやってもよい」と回答」
https://roumu.com
/archives/52041365.html

参考リンク
日本生産性本部「2014年度 新入社員 秋の意識調査」
http://activity.jpc-net.jp/detail/mdd/activity001430.html

(福間みゆき)

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