仕事に対して「ほどほど志向」の新入社員がバブル期を超えて過去最高に

若者キャリア 先日、公益財団法人日本生産性本部から「平成27年度 新入社員「働くことの意識」調査結果」が発表されました。この調査は、毎年実施されており、今回は平成27年度の新入社員2,026人を対象にした調査となっています。本日は発表された結果の中から、仕事への考え方について取り上げておきましょう。

 調査項目は複数あるのですが、その中の一つとして、「人並み以上に働きたいか」というものがあります。この項目は、経済状況により大きく変化しており、バブル経済末期の平成2~3年には、「人並み以上」が大きく減り、「人並みで十分」が大きく増えていました。しかし、その後の景気低迷にともない平成12年には、「人並みで十分」が「人並み以上」を超える結果となっています。その後、多少の入れ替わりがあり、平成27年度については、「人並みに働けば十分」が過去最高の53.5%になっています。生産性本部は、この結果より「会社に大きく貢献したいという意欲よりも、“ほどほど”に頑張るという志向が見受けられる」とまとめています。

 働くことの目的やその意識は多様性に富んでいますが、このような傾向があることを知り、新入社員の個々人の意識を把握し、業務の適切な割り振りやモチベーションの引き出しを行っていきたいものです。


参考リンク
日本生産性本部「平成27年度「新入社員働くことの意識」調査」
http://activity.jpc-net.jp/detail/lrw/activity001445.html

(宮武貴美)
http://blog.livedoor.jp/miyataketakami/

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