12月より職場定着支援助成金の健康づくり制度から「メンタルヘルス相談」が助成対象外へ

lb05481 2015年12月よりストレスチェック制度がスタートしますが、これに併せて職場定着支援助成金の一部が変更となります。そこで今回は、この変更内容についてとり上げましょう。

 そもそもこの職場定着支援助成金とは健康・環境・農林漁業等の分野を重点分野として位置づけ、事業主が評価・処遇制度や研修制度等を新たに導入し、離職率の低下に取り組む場合に活用できる助成金となります。具体的な中身としては、雇用管理制度として以下の4つの中から制度を導入する必要があります。
評価・処遇制度
研修制度
健康づくり制度
メンター制度

 そして、12月より健康づくり制度が変更となります。従来は人間ドック、生活習慣病予防検診、腰痛健康診断、メンタルヘルス相談が対象となっていましたが、ここからメンタルヘルス相談が対象外となります。平成27年12月1日以降に提出される雇用管理制度整備計画から適用する予定となっており、平成27年11月30日以前に雇用管理制度整備計画を提出した場合は、引き続きメンタルヘルス相談の実施による助成を受けることができるようになっています。活用を検討されている場合は、早めに雇用管理制度整備計画の提出準備を行っておきましょう。
リーフレット「職場定着支援助成金~平成27年12月1日から、健康づくり制度のうち「メンタルヘルス相談」を助成対象外とする予定です」はこちら
http://blog.livedoor.jp/leafletbank/archives/51381050.html


参考リンク
厚生労働省「職場定着支援助成金(個別企業助成コース)」
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyufukin/teityaku_kobetsu.html

(福間みゆき)

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