来年度の介護保険料率は今年度と同率の1.58%の見込み

来年度の介護保険料率は今年度と同率の見込み 2015年12月25日のブログ記事「来年度は引き下げ見通しとなった雇用保険の保険料率」で取り上げたように、来年度の雇用保険料率は引き下げの見通しとなりました。これに関連し、先日、協会けんぽからも介護保険料率に関する資料が公開されました。

 そもそも介護保険の保険料率は、健康保険法で「単年度で収支が均衡するよう、介護納付金の額を総報酬額で除したものを基準として保険者が定める」と規定されています。平成28年度については、平成27年度末に見込まれる剰余分が248億円となることから、単年度で収支が均衡するような率は、今年度(平成27年5月納付分以降)に引き続き同率の1.58%とする必要があるとのことです。

 この数字は、あくまでも協会けんぽの運営委員会の資料によるものですので、今後、健康保険料率も含め、正式な発表を待つことにしましょう。


関連blog記事
2015年12月25日「来年度は引き下げ見通しとなった雇用保険の保険料率」
https://roumu.com
/archives/52092883.html

参考リンク
協会けんぽ「第72回全国健康保険協会運営委員会資料」
http://www.kyoukaikenpo.or.jp/home/g7/cat720/h27/dai72kai/271225

(宮武貴美)
http://blog.livedoor.jp/miyataketakami/

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