「厚生労働省版ストレスチェック実施プログラム」がバージョンアップ(Ver.1.3)

厚生労働省版ストレスチェック実施プログラム 昨年12月に改正労働安全衛生法が施行され、ストレスチェック制度が導入されました。11月末までの対応が求められますが、企業の実施状況を見ていると、まだまだ準備中というところが多いように感じます。

 この実施については外部のアウトソーシングサービスを利用する場合も少なくありませんが、厚生労働省では自社で使用できるストレスチェック実施プログラムをホームページで無料配布しており、先日、そのVer.1.3をリリースしました。

 この実施プログラムは、以下の機能を持っています。
労働者が画面でストレスチェックを受けることができる機能
労働者の受検状況を管理する機能
労働者が入力した情報に基づき、あらかじめ設定した判定基準に基づき、自動的に高ストレス者を判定する機能
個人のストレスチェック結果を出力する機能
あらかじめ設定した集団ごとに、ストレスチェック結果を集計・分析(仕事のストレス判定図の作成)する機能
集団ごとの集計・分析結果を出力する機能
労働基準監督署へ報告する情報を表示する機能

 まだ準備中の企業ではこのプログラムの利用を検討してみてもよいでしょう。なお、Ver.1.0~Ver.1.2については、Ver.1.3へのバージョンアップも必要なようです。
厚生労働省版ストレスチェック実施プログラム Ver.1.3のダウンロードはこちら
https://stresscheck.mhlw.go.jp/

(大津章敬)
http://blog.livedoor.jp/otsuakinori/

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