上場企業のモデル年間賃金 大卒30歳は471万円
求人環境が厳しくなると、自社の賃金が他社と比較して競争力がない状態になっていないかといった検証も重要になります。そこで本日は産労総合研究所の「2016年度 モデル賃金・モデル年間賃金の実態」の中からモデル年間賃金の調査結果についてご紹介しましょう。なお、この調査は、基本的には上場企業を対象に実施されたものですので、それを前提にご覧ください。
それによれば2016年度のモデル年間賃金は学歴年齢別で以下のようになっています(単位:1,000円)。
※年間賃金:モデル賃金×12ヶ月+2016年夏季および2015年年末賞与の合計額
大卒・総合職
22歳 2,980
25歳 3,610
27歳 4,120
30歳 4,710
35歳 5,566
40歳 6,555
45歳 7,598
50歳 8,613
55歳 9,033
60歳 9,074
高卒・総合職
18歳 2,395
20歳 2,807
22歳 3,062
25歳 3,382
27歳 3,802
30歳 4,327
35歳 5,043
40歳 5,920
45歳 6,794
50歳 7,711
55歳 7,805
60歳 8,231
これはあくまでもモデルですので年齢が上昇するにつれ、実在者とは乖離が生じますが、採用競争力を考えれば、30歳くらいまではある程度意識したいところではあるでしょう。
参考リンク
産労総合研究所「2016年度 モデル賃金・モデル年間賃金の実態」
http://www.e-sanro.net/jinji/j_research/j_research01/pr1611/
(大津章敬)
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