経団連集計の大手企業の2017年賃上げ最終集計は7,755円(2.29%)
経団連が、2017年春季労使交渉・大手企業業種別妥結結果の最終集計を発表しました。この調査の対象は、原則として東証一部上場、従業員500人以上、主要21業種大手252社)。21業種183社(72.6%)で妥結していますが、このうち60社は平均金額不明などのため集計から除外しています。
これによれば今春の大手企業の賃上げ妥結額の総平均7,755円(2.29%)となりました。これを業種別で見ると、製造業の平均は7,248円(2.26%)、非製造業の平均は10,152円(2.64%)となっています。非製造業は非常に高水準になっていますが、これは建設業の18,902円による異常値と見るべきでしょう。
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参考リンク
経団連「2017年春季労使交渉・大手企業業種別妥結結果(最終集計)」
http://www.keidanren.or.jp/policy/2017/052.pdf
(大津章敬)
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