来年度(平成30年度)の協会けんぽの介護保険料率は1.57%へ引下げへ
介護保険料率は、健康保険法で、各年度において保険者が納付すべき介護納付金の額を当該年度における当該保険者が管掌する介護保険第2号被保険者である被保険者の総報酬額の総額の合算額の見込額で除して得た率を基準として、保険者が定めると規定されています。そのため、協会けんぽでも毎年度、料率の見直しが行われていますが、協会けんぽが公表した「平成30年度政府予算案を踏まえた収支見込について(概要)」の中で平成30年度についても引下げとなることが記されています。
具体的には、平成29年度の介護保険料率1.65%を0.08%減少することにより、4月納付分から1.57%に引き下げるとのことです。この引下げが決定した場合の保険料負担は被保険者1人当たり月額282円、年額で3,386円の減少(※)となっています。
今後、健康保険料率についても情報が出てきますので、引き続き注目していきましょう。
※標準報酬月額を313,805円、賞与月額を年1.491月とした場合の負担で算出。
参考リンク
協会けんぽ「平成30年度政府予算案を踏まえた収支見込について(概要)」
http://www.kyoukaikenpo.or.jp/home/g5/cat550/h30shuushimikomi
(宮武貴美)
http://blog.livedoor.jp/miyataketakami/
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