3年連続8割を超えた「残業が少なく、平日でも自分の時間を持て趣味などに時間が使える職場」を希望する新入社員

残業 2018年3月12日のブログ記事「新入社員 男性の79.5%、女性の98.2%が育児休暇の取得を希望」では、日本生産性本部の「2017年度 新入社員 秋の意識調査」の中から男性新入社員の育児休業取得意向について取り上げました。

 近年は残業を嫌う若手が多いとよく言われますが、「残業が多く、仕事を通じて自分のキャリア、専門能力の向上に期待できる職場」と「残業が少なく、平日でも自分の時間を持て趣味などに時間が使える職場」と、どちらを好むかとの問いには、82.5%が「残業が少ない職場を好む」と回答しています。最高値だった2016年秋(86.3%)は下回ったものの、3年連続で8割台となっており、引き続き高水準を維持しています。

 グラフを見るとよく分かりますが、働き方改革の動きが始まった2015年以降、急速にその値が高まっていることが分かります。残業や休日出勤を前提としたような働き方では、若手は定着しない時代となっていることは間違いありません。この点からも本当の意味での働き方改革が求められます。


関連blog記事
2018年3月12日「新入社員 男性の79.5%、女性の98.2%が育児休暇の取得を希望」
https://roumu.com
/archives/52145956.html

参考リンク
日本生産性本部「2017年度 新入社員 秋の意識調査」
https://activity.jpc-net.jp/detail/mdd/activity001530.html

(大津章敬)

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