厚生労働省 ネットで36協定や1年変形協定届等を作成できるサービスを開始

36 働き方改革が進められる中、36協定の重要性が増しています。今年度の労働行政運営方針を見ても、36協定の締結および届出に関する指導を強化する方針が打ち出されているところです。

 こうした背景から厚生労働省では、ホームページ上の入力フォームから必要項目を入力・印刷することで、労働基準監督署に届出が可能な以下の4種類の書面を作成することができるサービスを開始しました。
時間外労働・休日労働に関する協定届(36協定届)
1年単位の変形労働時間制の協定届
労使協定届
労働日等を定めたカレンダー

 実際に36協定の作成を試してみましたが、画像にあるように例えば、「時間外労働をさせる必要のある具体的事由」もプルダウンから選択できるようになっており、非常に便利です。従来はWordなどで作成されている企業も多いと思いますが、今後はこのツールの利用も検討されてはいかがでしょうか?また現状、締結・届出ができていない企業のみなさんは、是正勧告を受ける前に、36協定の締結・届出を行っておきましょう。


参考リンク
厚生労働省「作成支援ツール(36協定届、1年単位の変形労働時間制に関する書面)について」
http://www.startup-roudou.mhlw.go.jp/support.html

(大津章敬)

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