全都道府県の最低賃金答申が出揃いました 全国加重平均額26円の引上げ

最低賃金 2018年7月27日のブログ記事「注目の最低賃金 今年は23円~27円の引き上げへ」でも取り上げた最低賃金ですが、全都道府県の答申が出揃いました。

 改定額の全国加重平均額は874円(昨年度848円)。全国加重平均額26円の引上げは、最低賃金額が時給のみで示されるようになった平成14年度以降最大の引上げとなっています。なお、東北、中四国、九州などを中心に中央最低賃金審議会の目安額を超える引上げ額が23県(平成27年度以降最多。昨年度は4県)となっています。

 答申された改定額は、都道府県労働局での関係労使からの異議申出に関する手続を経た上で、都道府県労働局長の決定により、10月1日から10月中旬までの間に順次発効される予定です。


関連blog記事
2018年7月27日「注目の最低賃金 今年は23円~27円の引き上げへ」
https://roumu.com
/archives/52154970.html

2018年8月9日「愛知の最低賃金 2018年10月1日より27円引き上げの898円へ」
http://blog.livedoor.jp/nagoyaroumu/archives/53959514.html

参考リンク
厚生労働省「すべての都道府県で地域別最低賃金の改定額が答申されました」
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000174622_00001.html

(大津章敬)

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