小浜ますみ「総務・人事担当者のための定年前社員に上手に伝える年金・公的保険の知識」10月26日に東京で開催

小浜ますみ 弊社社会保険労務士の小浜ますみが、2018年10月26日に東京で開催されるみずほ総合研究所様のセミナーに登壇します。多くのご参加をお待ちしております。


退職・再雇用を控えた定年前社員の関心・質問への適切な対応を
総務・人事担当者のための定年前社員に上手に伝える年金・公的保険の知識
年金・雇用保険・健康保険など、定年前後に必要な知識と手続、伝え方を解説
日時 2018年10月26日(金)10:00~17:00
講師 小浜ますみ(社会保険労務士法人名南経営 特定社会保険労務士)
会場 みずほ総合研究所 セミナールーム(東京都千代田区内幸町1-2-1 日土地内幸町ビル3F)


 定年退職の前後にはさまざまな手続があり、また、再雇用等で引続き働く場合の給与は年金・雇用保険の受給と併せた収入構成となるため、定年前社員に対しては年金や雇用保険、健康保険や関連税務等について、会社からの説明・助言が必要です。しかし、多岐にわたる説明事項を正しく伝えるのは簡単ではなく、誤解を生じさせて不利益を招くことのないよう留意しなければなりません。本セミナーでは、「在職老齢年金」と「高年齢雇用継続給付」の併給調整のしくみ、年金受給や退職後の健康保険の選択のコツ、老齢厚生年金の支給開始年齢の引き上げや高年齢者雇用安定法の経過措置の適用など、総務・人事担当者が定年前社員の関心や質問のポイントを押さえた適切な対応をする上で必須の知識を事例や演習をまじえて解説します。


定年を控えた社員の関心・不安と総務・人事担当者の役割
(1)定年前社員への説明は定年退職後の状況に応じて違う
 1.完全リタイアの場合
 2.定年退職後再雇用となる場合
 3.他社に再就職、転籍となる場合
 4.再雇用後に退職する場合
(2)区分別にみる定年前後の手続きスケジュール(チェックシート)
(3)再雇用制度、年金、健康保険、雇用保険の説明ポイント
定年前社員に説明するための老齢年金と高年齢雇用継続給付のしくみ
(1)老齢年金のしくみを説明する際のポイント
(2)老齢年金のしくみ
 1.老後の年金は何年かけなければいけないの?
 2.64歳までの年金と65歳からの年金は違う
 3.64歳までの年金、男性と女性では支給開始年齢が違う
(3)働きながら年金をもらう在職老齢年金とは?
 1.64歳までの在職老齢年金額の算出方法
 2.賞与の支払いがあると在職老齢年金額は変動する
 3.厚生年金基金の加入期間がある場合の在職老齢年金
(4)60歳以降の高年齢雇用継続給付とは?
(5)在職老齢年金は高年齢雇用継続給付とも調整がかかる
(6)よくある質問と回答例
在職老齢年金、高年齢雇用継続給付、賃金額のシミュレーション
(1)フルタイム勤務社会保険加入の場合
(2)週20時間勤務社会保険加入の場合
(3)短時間勤務雇用保険のみ加入の場合
(4)短時間勤務社会保険、雇用保険に加入しない場合
(5)社員本人も会社もメリットがある設定とは
在職老齢年金と高年齢雇用継続給付、実際に計算してみよう
(1)在職老齢年金を算出【実習1】
(2)在職老齢年金と高年齢雇用継続給付の併給【実習2】
65歳以降も働き続ける場合の在職老齢年金
(1)65歳以降の在職老齢年金
(2)働き続ける場合は、年金を繰下げした方がお得?
覚えておきたい定年退職後の手続きあれこれ
(1)定年退職後に加入する保険制度の種類
 1.引続き再雇用または他社へ再就職する場合
 2.定年後働かない場合
 3.我が国の医療保険、公的年金のしくみ
 4.引続き再雇用されるときの社会保険の特例
(2)年金を受給するときの手続き
 1.年金見込額と年金加入履歴の確認方法は?
 2.年金の請求手続きはいつ行うの?
(3)定年退職後の健康保険制度選択のコツ
 1.任意継続被保険者、退職被保険者、特例退職被保険者とは?
 2.保険料で損をしない選び方とは?
(4)定年退職後のハローワークの手続き
 1.失業給付はどのようなときに受給できるのか?
 2.リタイア後に年金と失業給付をもらう場合のコツ
(5)よくある質問と回答例
上手に伝えるための留意点
(1)定年前社員は何がわからないかを整理しよう
(2)定年前社員本人の状況に応じて必要事項を伝えよう
(3)チェックシート、各種資料を活用しよう

[受講料(税込)]
みずほ総合研究所ゴールド会員(旧特別会員) 28,080円
シルバー会員(旧普通会員) 30,240円
上記会員以外 34,560円

[お申し込み]
 本セミナーの詳細およびお申し込みはこちら
https://www.mizuhosemi.com/section/society/30-1313.html

(大津章敬)

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