副業未経験者の41.4%が副業の意向あり
副業が大きな話題となっていますが、現実の状況や実施意向についてはどのようになっているのでしょうか?そんな調査を楽天インサイトが実施しました。なお、この調査の対象は全国の20代から60代の有職者の男女1,000人となっています。
これによれば、「現在副業をしている」と回答した人は14.1%、「過去に副業をしたことがある」は16.6%、「副業をしたことがない」は69.3%となり、約3割が副業を経験したことがあるという結果となりました。なお、ここでの「副業」とは、本業以外に収入を得る手段・仕事のすべてを指しており、その上位は「投資(株式、不動産、仮想通貨など)」が13.5%でもっとも多く、次いで「接客・販売」(9.9%)、「不動産運用」(9.2%)、「ネットオークション・フリマアプリによる販売」(9.2%)となっており、企業側が考える副業ではないものも多く含まれた結果であると考えられます。
副業未経験者の今後の副業の意向については以下のようになっています。
※( )内は副業経験者の回答
したい 18.3%(31.3%)
まあしたい 23.1%(24.7%)
どちらともいえない 26.7%(25.3%)
あまりしたくない 12.3%(8.4%)
したくない 19.6%(10.2%)
このように過去副業未経験者でも41.4%が副業の意向を持っていることが明らかになりました。今後、働き方改革の中で副業の議論が進んでいくと、職場でも副業の希望が多く聞かれるようになるでしょう。会社としてのスタンスを考えておく必要があるかも知れません。
参考リンク
楽天インサイト「副業に関する調査」
https://insight.rakuten.co.jp/report/20180927/
(大津章敬)
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