取得が進むマイナンバーカード 「取得した(する)」人は44.0%に
2017年11月13日よりマイナンバーを利用して行政機関の間で情報をやりとりする情報連携が本格的に運用開始となり、今年11月には日本年金機構の「ねんきんネット」と「マイナポータル」が繋がり、利便性の向上を目指した運用が進展しています。
先日、内閣府が公表した「マイナンバー制度に関する世論調査(平成30年10月調査)」では、マイナンバーカードの取得状況を確認する質問がありますが、回答を確認すると、以下のような結果になっています。
取得している、もしくは取得申請中 27.2%
取得していないが、今後取得する予定 16.8%
取得していないし、今後も取得する予定はない 53.0%
とを合計すると、実に44.0%の人が取得した(する)と回答しています。マイナンバーカードの取得意向が高まっていると見ることができるのでしょうか。
※2018年7月の総務省の発表では、人口に対する交付枚数率は11.5%
年代別の回答状況を確認すると、若年になるほど取得した(する)と回答した人が多くなる傾向があるものの、取得した(する)と回答した人がもっとも多い年代は60歳~69歳で52.3%と最多となっています。
マイナポータルの充実も実施されており、今後、マイナンバーカードの取得は更に広がってくることが予想されます。
関連blog記事
2018年11月13日「今後利用の広がるマイナポータル ねんきんネットとつながりました」
https://roumu.com
/archives/52161486.html
参考リンク
内閣府「「マイナンバー制度に関する世論調査」の概要」
https://survey.gov-online.go.jp/tokubetu/h30/h30-mainan.pdf
総務省「マイナンバーカードの市区町村別交付枚数等について(平成30年7月1日現在)」
http://www.soumu.go.jp/main_content/000538604.pdf
(宮武貴美)
http://blog.livedoor.jp/miyataketakami/
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