2019年度は0.34%への引き上げの見通しとなった子ども・子育て拠出金率
厚生年金保険が適用されている事業主は政令で定められた拠出金率に基づき計算された拠出金を納めています。この拠出金は、児童手当の財源などになっており、平成28年度に0.15%から0.20%に引き上げられ、平成29年度にさらに0.23%、平成30年度に0.29%と繰り返し、その率が引き上げられてきました。
来年度(2019年度)の拠出金率について、2019年1月28日に開催された内閣府の「子ども・子育て会議(第41回)」で触れられており、公開された資料によると、段階的に引き上げを実施し、0.34%(現行+0.05%)とすることが示されています。
具体的な拠出率は政令で決められることになりますが、事業主の負担がさらに大きくなることが予想されます。
関連blog記事
2018年4月4日「給与計算担当者必見!平成30年度の社会保険料率まとめ」
https://roumu.com
/archives/52148423.html
参考リンク
内閣府「子ども・子育て会議(第41回)」
https://www8.cao.go.jp/shoushi/shinseido/meeting/kodomo_kosodate/k_41/index.html
(宮武貴美)
http://blog.livedoor.jp/miyataketakami/
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