自社の取り組みを検討する際に活用できる総務省の「女性活躍推進取組事例集」
女性活躍推進法の改正が予定されるなど、女性活躍については多くの企業において重要なテーマとなっています。自社でも取り組みを進めようと検討されている方は多いのではないかと思いますが、実際に進めようとするとなにを行えばよいのか迷ってしまうことも多いはずです。そんなときに活用できる事例集を総務省が作成しました。
この「女性活躍の推進に向けた取組事例集」は業種別に様々な企業の取り組み事例がまとめられています。例えば、以下のような面白い取り組みも取りあげられており、非常に参考になります。自社の取り組みを進める際の参考にして頂ければと思います。
○新人を「子」とするファミリー制度の導入
・男女ともに平均継続勤務年数が6年と短いことから、平均継続勤務年数の向上が課題と認識
・悩みや課題を抱えていたとしても、どの職員も多忙であることから、自らの悩みや課題を先輩に相談できないことが原因と考えられたことから、平成25年頃から、入社1年目の新人を「子」とし、新人と同じ部門内における入社2年目以上の従業員を「兄」又は「姉」、入社5年目以上の従業員を「父」又は「母」、管理職を「祖父」又は「祖母」として、新人が直面する悩みや課題の解決をサポートする「ファミリー制度」を導入
・「ファミリー」が会食する際にその費用を会社が補助することとしている。
参考リンク
総務省「女性活躍の推進に向けた取組事例集」
http://www.soumu.go.jp/main_content/000605300.pdf
(大津章敬)
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