2021年3月目途でスケジュールが具体化されるマイナンバーカードの健康保険証利用

 先日、首相官邸で第5回となるデジタル・ガバメント閣僚会議が開催されました。この会議では、マイナンバーカードの普及等に向けた取組に関することと、政府情報システムの予算要求から執行の各段階における一元的なプロジェクト管理の強化に向けた取組状況に関することが議事として挙げられており、複数の資料が公表されています。
 マイナンバーカードの健康保険証利用は以前から、2021年3月から本格運用と言うことで予定されてきましたが、直近のこの会議でより具体的な工程表が示されており、予定どおり2021年3月に運用が開始、その前提として2021年3月末の健康保険証利用の運用開始時までに6000~7000万枚、そして、2023年3月末にはほとんどの住民がマイナンバーカードを保有する状況まで交付することを想定しています
 マイナンバーカードの普及のために、「マイナポイント」を活用した消費活性化策も出ており、一定金額を前払い等した人に対して、「マイナポイント」を国費で付与、民間キャッシュレス決済でポイント利用ができるような検討をしていることもわかります。
 今後、環境が急速に変化し、会社としても対応すべきことが出てくることになるのでしょう。


関連blog記事
2019年6月7日「2021年3月から本格運用が見込まれるマイナンバーカードの健康保険証利用」
http://blog.livedoor.jp/roumucom/archives/52172096.html

参考リンク
首相官邸「デジタル・ガバメント閣僚会議(第5回)議事次第」
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/dgov/dai5/gijisidai.html


(宮武貴美)
http://blog.livedoor.jp/miyataketakami/