厚生労働省 英国雇用年金省との覚書を交換
2019年9月1日、愛媛県松山市において、「日本国厚生労働省と英国雇用年金省との間の覚書」の交換が行われました。
本覚書により、労働市場政策及びプログラムの強化、人々が生涯を通じてより良い持続的な雇用を達成するための支援、労働市場ニーズ及び高齢労働者の雇用機会に関する調査等の分野において、厚生労働省と英国雇用年金省との間で協力を進めることが確認されました。その具体的分野としては以下が挙げられています。
・労働市場政策及びプログラムの強化
・人々が生涯を通じてより良い持続的な雇用を達成するための支援
・労働市場ニーズ及び高齢労働者の雇用機会に関する調査
・労働者の能力開発その他の取組を通じた技能ギャップ(デジタル関連業務における技能ギャップを含む。)の把握及び解消
・より良い労働市場の成果を支援するための、社会的パートナーとの協力活動に関する専門知識の交換
・公共雇用サービス(デジタル方式で提供されるサービスを含む。)の効果的な提供の促進
・全ての人々(障害者及び長期的に健康状態が悪い人を含む。)が受け入れられる包括的な職場環境の整備支援及び労働安全衛生の促進
・公平で持続可能かつ効果的な公的年金制度の促進及び適切な私的年金制度を通じた貯蓄の推奨
・労働市場情報及び統計の充実
なお、本覚書は署名の日(9月1日)から開始され、この覚書の下での協力は5年間継続され、更に5年間延長することができるものとなっています。
□覚書の日本訳文はこちら
https://www.mhlw.go.jp/content/10501000/000542780.pdf
参考リンク
厚生労働省「英国雇用年金省と覚書を交換しました」
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_06501.html
(渡たかせ)