スロバキアとの社会保障協定 実質合意・早期署名へ

スロバキアとの社会保障協定 実質合意・早期署名へ グローバル化が進展する中、各国との社会保障協定の締結が進められていますが、先日、日本・スロバキア両国政府は、日・スロバキア社会保障協定の第2回政府間交渉を実施し、同協定について実質合意に至りました。今後、双方は,協定案文の確定など必要な作業および調整を行い、協定の早期署名を目指すことになります。

 現在、日本・スロバキア両国からそれぞれ相手国に派遣される企業駐在員等については、日本・スロバキア双方の社会保障制度に二重に加入を義務付けられる等の問題が生じていますが、同協定が効力を生ずれば、派遣期間が5年以内の一時的な派遣被用者は、原則として、派遣元国の年金制度および医療保険制度等にのみ加入することとなります。また、両国での保険期間を通算してそれぞれの国における老齢年金の受給権を確立できることとなります。

 早期の署名、発効が期待されます。


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2016年7月25日「インドとの社会保障協定 2016年10月1日に発効」
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2015年11月22日「日本政府 フィリピンとの社会保障協定に署名 協定締結へ」
https://roumu.com
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参考リンク
厚生労働省「日・スロバキア社会保障協定(仮称)交渉における実質合意」
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000140995.html

(大津章敬)
http://blog.livedoor.jp/otsuakinori/

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