厚生労働省「同一労働同一賃金マニュアル」徹底解説講座 1月30日(木)に大阪で開催

 2020年4月(中小企業は2021年4月)にも対応が求められる同一労働同一賃金では、正規労働者と非正規労働者の不合理な待遇差が禁止され、また待遇差に関する説明責任も課されることになります。各企業はこの課題への対応を進める必要がありますが、その際のもっとも基本となるのが厚生労働省の「不合理な待遇差解消のための点検・検討マニュアル」です。

 既にこのマニュアルを活用して、待遇の差異の確認や待遇に違いを設けている理由の検証などを進められている方も多いと思いますが、実務上、どのような議論の中からこのマニュアルが策定され、実務上、どのようなポイントがあるのかを理解しておくことは重要です。

 そこで、今回は「同一労働同一賃金の実現に向けた導入促進事業」委員として同マニュアル作成に携わられた、法政大学教授の松浦民恵先生をお招きし、このマニュアルの内容を徹底解説していただくことにしました。委員の方から直接、その背景やポイントをお聞きすることができる貴重な機会ですので、多くのみなさんのご参加をお待ちしています。
※「同一労働同一賃金マニュアル」とは、厚生労働省委託事業として作成された以下のURLからダウンロードできる「不合理な待遇差解消のための点検・検討マニュアル」のことを指します。
※社会保険労務士以外のみなさまもお申込みいただけます。


厚生労働省「同一労働同一賃金マニュアル」徹底解説講座
~同一労働同一賃金対応の最重要資料である同マニュアル策定の委員を務められた法政大学松浦先生による実務解説
講師:松浦民恵氏  法政大学キャリアデザイン学部 教授 松浦民恵氏
日時:2020年1月30日(木)午後1時30分~午後4時30分
会場:エルおおさか 南ホール(天満橋)


(1)日本版同一労働同一賃金の位置づけと内容
(2)不合理な待遇差解消のための点検・検討の手法
(3)職務評価を用いた基本給の点検・検討の手法
(4)派遣先均等・均衡方式と労使協定方式

[講師プロフィール]
松浦民恵氏
 法政大学キャリアデザイン学部 教授 松浦民恵氏
 日本生命、東京大学社会科学研究所、ニッセイ基礎研究所を経て、2017年4月より法政大学へ。中央大学大学院戦略経営研究科客員教授を兼任。2010年学習院大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(経営学)。専門は人的資源管理論、労働政策。
 主な著書に『営業職の人材マネジメント 4類型からの最適アプローチ』(中央経済社)、「企業における女性活躍推進の変遷 3つの時代の教訓を次につなげる」佐藤博樹・武石恵美子編『ダイバーシティ経営と人材活用 多様な働き方を支援する企業の取り組み』(東京大学出版会)、 「どうすれば時給が上がるのか 派遣事務職と派遣営業職の比較分析」佐藤博樹・大木栄一編『人材サービス産業の新しい役割 就業機会とキャリアの質向上のために』(有斐閣)など。

[受講料(税別)]
一般 15,000円
LCG特別会員 3,000円 正会員 6,000円 準会員 9,000円

[お申し込み]
 以下よりお願いします。なお、LCG会員の皆様は会員専用サイトMyKomonよりお申し込みください。
https://lcgjapan.com/seminar/sr-matsuura20191224/
※東京会場は終了しました。