パワハラに該当する例・しない例が載ったパワハラ防止指針が公開されました
2019年12月26日の記事「パワーハラスメント防止のための雇用管理上の措置義務化 令和2年6月1日に施行」では大企業におけるパワーハラスメント防止措置が今年の6月1日に義務化されることをお伝えしました。これに関連し、昨日、「事業主が職場における優越的な関係を背景とした言動に起因する問題に関して雇用管理上講ずべき措置等についての指針(令和2年厚生労働省告示第5号)」が告示されました。
この指針は、パワハラに該当すると考えられる例・該当しないと考えられる例が示されており、従業員に対する研修で示す際などに参考にできる例となっています。
指針案が公表されたときから話題になっていましたが、正式に告示されたものを確認し、パワハラ防止対策を進めましょう。
なお、セクシュアルハラスメント防止に関する指針も改正されています。
↓事業主が職場における優越的な関係を背景とした言動に起因する問題に関して雇用管理上講ずべき措置等についての指針
https://www.mhlw.go.jp/content/11900000/000584512.pdf
↓事業主が職場における性的な言動に起因する問題に関して雇用管理上講ずべき措置についての指針等の一部を改正する告示
https://www.mhlw.go.jp/content/11900000/000584516.pdf
関連blog記事
2019年12月26日の記事「パワーハラスメント防止のための雇用管理上の措置義務化 令和2年6月1日に施行」
https://roumu.com/archives/100198.html
参考リンク
厚生労働省「職場でのハラスメントでお悩みの方へ(セクシュアルハラスメント/妊娠・出産・育児休業等に関するハラスメント/パワーハラスメント)」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyoukintou/seisaku06/index.html
(宮武貴美)
http://blog.livedoor.jp/miyataketakami/