民間企業の雇用障害者数、実雇用率ともに過去最高を更新

 2021年3月より法定雇用率が2.3%(民間企業の場合)に引き上げとなりますが、厚生労働省は先日、実際の雇用状況についてまとめた令和2年の「障害者雇用状況」集計結果を公表しました。

 これによれば、民間企業の雇用障害者数、実雇用率のいずれもが過去最高を更新しています。具体的には、雇用障害者数は57万8,292.0人となり、対前年比3.2%(17,683.5人)の増加、実雇用率は対前年比0.04ポイント上昇の2.15%となりました。これにより、法定雇用率達成企業の割合は、対前年比0.6ポイント上昇の48.6%となっています。

 現状で法定雇用人数に不足している企業では、早めに障害者雇用を進めることが重要です。


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2020年10月19日「2021年3月1日から障害者の法定雇用率が2.3%に引き上げられます」
https://roumu.com/archives/104773.html

参考リンク
厚生労働省「令和2年 障害者雇用状況の集計結果」
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_16030.html

(福間みゆき)