いよいよ来週火曜日開催 名ばかり管理職セミナー(名古屋)

8月5日に名古屋で「名ばかり管理職」セミナー開催決定 昨年は偽装請負が大きな社会問題となり、多くの企業でその対応が進められましたが、今年は大手ファーストフードチェーンに端を発した「名ばかり管理職問題」が企業の人事労務管理を大きく揺さぶっています。そこで今回は「名ばかり管理職問題で企業に求められる実務対応と雇用環境変化に適応する人事制度」と題し、この「名ばかり管理職問題」の本質を法律、通達、過去の裁判例を通じて正確に理解し、適切な実務対応を進めるためのポイントと、雇用システムの多様化と就労意識の変容といった環境変化の中での人事制度のあり方に関するセミナーを企画しました。いずれも今後の人事労務管理を考える上で重要なテーマとなっておりますので、この機会に是非ご参加下さい。
 
[セミナーのポイント]
【第一部】雇用環境の変化に適応する「人事制度」考
講 師:株式会社名南経営 人事コンサルタント 小山邦彦
時 間:午前10時~正午



 かつて予兆であった雇用環境の変化が現実のものとなり、企業のヒューマンリソースマネジメントに変革を促し始めた。成果主義騒動は幾度目かの茶番であったが、雇用システムの多様化と就労意識の変容は人事労務分野の本質的な変化になってきている。今回のセミナーは、それに対応するにはどのような人事制度を構築したらよいかを探る。
 1.企業の人材競争力は働き方の多様化がカギを握る時代に
 2.実質65歳リタイア時代の定年再雇用制×人事制度
 3.改正パート労働法から見る雇用システムの多様化×人事制度
 4.ワークライフバランスの活用×人事制度
 5.労働紛争増加時代×人事制度
 6.人事制度の不易と流行
 7.人事評価制度は基本に還ってきている
 8.賃金制度はバリエーションと複線化
 9.人事制度再構築の基本スキーム
※基本的には2008年3月10日に東京で開催したセミナーと同内容になります。



【第二部】名ばかり管理職問題で企業に求められる対応と今後の労働法改正の動向
講 師:西脇法律事務所 弁護士 西脇明典氏
時 間:午後1時15分~午後4時30分



 大手ファーストフードチェーンに端を発した「名ばかり管理職問題」は、マスコミでも大きく報道され、最近の人事労務管理における最大のトピックとなっています。こうした状況を受け、厚生労働省から4月1日に全国の労働局へ「管理監督者の範囲の適正化について」という通達が出され、不適切な事案への監督指導の強化が始められています。そこで今回のセミナーでは過去の裁判例や通達にみる「名ばかり管理職問題」のポイントと、企業に求められる対応についてお話します。またセミナー後半ではここ数年、改正が相次いでいる労働関係法のポイントと実務対応について取り上げます。
 1.名ばかり管理職問題の本質と企業に求められる対応
 2.法律、行政通達に見る「管理職」の定義
 3.大手ファーストフードチェーンを初めとした主要裁判例のポイント
 4.「名ばかり管理職」とされないために求められる対応・環境整備
 5.押えておきたい労働時間制度の論点と当面の対応
 6.労働基準法、障害者雇用促進法など労働関係法の改正の動向
 7.今後の法改正に備え、いまから準備しておきたい事項


[開催概要]
日 時:2008年8月5日(火)午前10時より午後4時30分
会 場:名古屋国際会議場 222/223会議室
     名古屋市熱田区熱田西町1-1
     ※地下鉄名城線「西高蔵駅」もしくは名港線「日比野駅」より徒歩5分
受講料 25,000円(税込)
    ※第一部のみ10,000円 第二部のみ20,000円
定 員 100名


[お申込み]
 詳細およびお申込みは以下よりお願いします
https://www.roumu.com/seminar/seminar20080805.html




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(大津章敬)


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