6割近い企業で導入されているクールビズ
クールビズの取り組みも今年で5年目に入り、実感ベースではすっかりわが国のビジネス慣行の中に浸透してきたと感じていますが、先日、これに関する内閣府の世論調査結果が発表されました。これによれば職場でクールビズを実践しているという回答が57.0%に達しています。クールビズ初年度の平成17年の調査では30.9%、そして平成19年度は46.6%でしたので、年々、実施している企業の割合が増加していることが分かります(グラフはクリックして拡大)。
大企業ではほぼ導入が完了しているという印象を受けていますが、今後は中小企業にもクールビズが浸透していくことでしょう。温暖化防止以前に、暑い夏の季節に少しでも快適に働くことができる環境作りのために積極的に制度の導入を検討したいものです。
関連blog記事
2007年7月9日「3年目のクールビズ 41.8%の企業が導入済み」
https://roumu.com
/archives/51013426.html
参考リンク
内閣府「「クール・ビズに関する特別世論調査」の概要」
http://www8.cao.go.jp/survey/tokubetu/h21/h21-cool.pdf
チーム・マイナス6% – みんなで止めよう温暖化
http://www.team-6.jp/
(大津章敬)
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