日本経団連調査の大企業夏季一時金の最終集計結果は1959年の調査開始以来最大の落ち込み
2009年6月28日のブログ記事「日本経団連調査の大企業夏季一時金の平均妥結額は18.28%減の753,348円」では、日本経団連の2009年夏季賞与の二次集計結果を取り上げましたが、先日、この最終集計結果が公表されましたので、本日はその結果についてお伝えしましょう。
この調査の対象は主要21業種・大手253社で、東証一部上場、従業員500人以上が原則。今回の集計では妥結し、平均額が判明している167社の集計結果となっています。これによれば今夏の大手企業のボーナスの平均妥結額は753,500円という結果(画像はクリックして拡大)となりました。昨年同季の実績は909,519円でしたので、△17.15%の大幅減。この下落率は調査が開始された1959年以来、過去最大の落ち込み。特に製造業は落ち込みが大きく、△21.32%の733,880円となっています。各種報道では景気の底入れという言葉が頻繁に聞かれるようになっていますが、企業業績回復の足取りは重く、冬季賞与についても厳しい結果が予想されます。
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2009年7月8日「連合調査の夏季一時金 第5回回答集計の平均回答額は前期実績より11.9%減の619,031円」
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2009年6月28日「日本経団連調査の大企業夏季一時金の平均妥結額は18.28%減の753,348円」
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2009年6月2日「無料ダウンロード開始!賞与計算チェックリスト(2009年6月版)」
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2009年5月2日「2009年夏季賞与は対前年同期比で14.4%と過去最大のマイナス幅」
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参考リンク
日本経団連「2009年夏季賞与・一時金 大手企業業種別妥結結果(最終集計)」
http://www.keidanren.or.jp/japanese/policy/2009/071.pdf
(大津章敬)
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