今春の施行に向け「おおむね妥当」とする答申が出された改正雇用保険法

「おおむね妥当」とする答申が出された改正雇用保険法 雇用保険法はここ数年、4月頃に改正されるという流れがありますが、2009年12月30日のブログ記事「改正雇用保険法に関する労政審議会報告書が公表されました」で取り上げたように今春においても改正が検討されています。これに関し、厚生労働省から労働政策審議会に対して諮問がなされていましたが、1月13日に「厚生労働省案は、おおむね妥当と認める」とする答申がなされました。なお、諮問の内容は以前、当ブログで取り上げたとおり、一般被保険者の適用範囲の拡大、雇用保険料率の見直し等となっています。その詳細については以下のブログ記事をご覧下さい。
https://roumu.com
/archives/51673868.html


 これから国会へ提出され、4月1日施行に向けて議論がされますが、今年もぎりぎりの成立となる可能性もあり、実務家としてはその動向から目が離せないでしょう。



関連blog記事
2009年12月30日「改正雇用保険法に関する労政審議会報告書が公表されました」
https://roumu.com
/archives/51673868.html

2009年12月8日「[速報]新緊急経済対策における雇用対策の概要」
https://roumu.com
/archives/51664028.html


参考リンク
厚生労働省「「雇用保険法の一部を改正する法律案要綱」及び「雇用保険法等の一部を改正する法律案要綱」の答申について」
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000003nnz.html


(宮武貴美)

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