職安、監督署等で担当官が利用者に名刺を渡すようになりました

名刺 平成21年度は失業率が高まる一方、公共職業安定所における就職率は23.7%と低迷しています。この対応として厚生労働省では労働政策審議会職業安定分科会雇用保険部会を開催し、求職者支援制度について議論をしています。このような中、先日、厚生労働省から「職業相談等の際に名刺をお渡しすることについて」が発表されました。


 これは、公共職業安定所(ハローワーク)の職業相談等で相談内容に不明な点等があった場合に円滑に問い合わせを行うことができるように利用者に利用年月日を記入した上で担当者の名刺を渡すというものです。これまでは、原則として担当者が名刺を渡すことはありませんでしたが、利用者の一層の安心と信頼のために6月28日より行われています。なお、都道府県労働局、労働基準監督署および地方厚生(支)局の各種相談窓口でも同様の取扱いが実施されるそうです。



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2010年6月28日「雇用調整助成金の助成額にも影響のある雇用保険基本手当日額 8月より引下げへ」
https://roumu.com
/archives/51753461.html


参考リンク
厚生労働省「職業相談等の際に名刺をお渡しすることについて」
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000007c3y.html
厚生労働省「第60回労働政策審議会職業安定分科会雇用保険部会」
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2010/06/s0623-13.html


(宮武貴美)

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