インターネットの発達や利用人口の増加に伴い、官公署が発行するリーフレットや専用の様式がインターネットを経由して提供され、利用できるようになってきました。社会保険関連の様式については、社会保険庁解体前から多くの帳票がダウンロードできるようになっており、解体後も全国健康保険協会、日本年金機構のそれぞれのホームページで提供が行われてきました。

　今回、これに加えて労災保険給付関係の帳票も厚生労働省のホームページでダウンロードできるようになりました。労働保険関係の帳票は、その多くがOCRとして読み込みを行うため、指定の様式を利用することとなっていたようですが、今回、印刷する用紙の大きさや厚さ、白色度等に一定の制限を設け、更に2ページ目以降がある場合には必ず両面印刷を行うことや、ページの拡大・縮小を行わないこと等の注意点を細かく指定することで可能となったようです。

　一般的に市販されているコピー用紙や普通紙を購入し、プリンタ等で印刷した上で必要事項を記入することで、都道府県労働局・労働基準監督署への手続の際に使用することができるようになります。これまで数種類の帳票を保管しておかなければならなかったことに比べるとかなり利便性が向上するのではないでしょうか。

帳票のダウンロードはこちらから
http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/rousaihoken06/index.html

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参考リンク
厚生労働省「労災保険給付関係OCR帳票ダウンロード」
http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/rousaihoken06/index.html

(宮武貴美)

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