2012年1月31日のブログ記事「全都道府県支部の平成24年度健康保険料率案が公開」でも取り上げているように、来年度からの健康保険料率が決定し、公表されました。

　健康保険料率がもっとも高い県は佐賀県の10.16％、一方、もっとも低い県は長野県の9.85％と都道府県間の開きが大きくなっています。これは都道府県ごとにそれぞれの医療費を反映するため、発生する訳ですが、そのもっとも低い県である長野県では、支部独自に作成した健康保険の「加入者のしおり」を健康保険証と併せて発送しています。このしおりは、健康保険の制度全般について簡単に説明するものとなっており、給付制度の内容をあまりよく理解していない被保険者にとっても参考になるものです。また給付のみでなく、健康診断についてもページを割いており、このような取り組みが医療費を抑える一つの手段になっているのかもしれません。

　このしおりは協会けんぽ長野支部からのダウンロードできます。参考として被保険者である社員に配布することで、健康保険制度を知ってもらう機会にできるかもしれません。

「加入者のしおり」ダウンロードはこちらから！
http://www.kyoukaikenpo.or.jp/resources/content/72156/kanyusha-shiori.pdf

関連blog記事
2012年2月20日「協会けんぽ 負担割合１割の高齢受給者証が更新されます」
https://roumu.com
/archives/51911992.html
2012年1月31日「全都道府県支部の平成24年度健康保険料率案が公開」
https://roumu.com
/archives/51907613.html

参考リンク
協会けんぽ「都道府県支部のページ （長野）」
http://www.kyoukaikenpo.or.jp/13,0,91.html

(宮武貴美)

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