厚労省発表資料に見るパワーハラスメントの具体的対策

厚労省発表資料に見るハラスメントの具体的対策 2012年2月2日のブログ記事「厚生労働省ワーキンググループがまとめた職場のパワーハラスメントの定義と対策」で取り上げた通り、パワーハラスメントに関する問題が大きく取り沙汰され、対策が進められています。

 そもそもこの職場のいじめ・嫌がらせ問題については、厚生労働省で円卓会議が開催され、そこで議論が進められ、報告書がまとめられており、今後法制化され、具体的な対応策が企業に求められる予定となっています。この円卓会議では様々な議論が行われていますが、パワーハラスメントを防止するための対策として企業が行うべき措置もその一つとしてあります。報告書においては、セクシュアルハラスメントと同様の対策が取り上げられていますが、先日、厚生労働省から発表された第2回職場のいじめ・嫌がらせ問題に関する円卓会議での配付資料を見ると、ハラスメントに関する労使の取組み事例が23個紹介されています。

 法制化はもう少し先になりそうですが、どの事例も自社のハラスメント対策を進める上では参考になるものかと思いますので、これらを参考にしながら、早めに対策を考えていきたいものです。


関連blog記事
2012年2月2日「厚生労働省ワーキンググループがまとめた職場のパワーハラスメントの定義と対策」
https://roumu.com
/archives/51908257.html

参考リンク
厚生労働省「第2回職場のいじめ・嫌がらせ問題に関する円卓会議配付資料について」
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98520000023zqe.html

(宮武貴美)

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