経団連の2013年大手企業賃上げ調査 第1回集計結果は前年から微減の6,203円(1.91%)
アベノミクス効果で例年以上の賃上げが期待されている今年の春闘ですが、日本経団連の昇給調査の第1回集計が発表されました。
この調査は、原則として東証一部上場、従業員500人以上、主要21業種大手240社を対象に行われたもの。今回の最終集計では回答が出ている企業のうち、平均金額が明らかになっている35社の集計結果となっていますが、これによれば今春の大手企業の昇給平均は総平均で6,203円(アップ率1.91%)という結果になりました。昨年の実績は6,240円(1.94%)でしたので、37円の微減となっています。今春は一部企業のベア実施などが話題になっていますが、現実には大きなトレンドにまでは至っていないようです。
なお、業種別で見ると製造業平均は6,204円(1.96%)、非製造業平均は6,201円(1.81%)となり、製造業は微減、非製造業は500円ほどの増加という結果になっています。
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2013年3月28日「都内労働組合 昇給平均妥結額は85円増の4,860円」
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2012年7月17日「経団連の2012年大手企業賃上げ調査 最終集計結果は5,752円(1.81%)」
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参考リンク
日本経団連「2013年春季労使交渉・大手企業業種別回答一覧(第1回集計)2013年4月5日」
http://www.keidanren.or.jp/policy/2013/027.pdf
(大津章敬)
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