日本経団連調査による大企業夏季一時金の第一次集計は7.37%増の846,376円

日本経団連調査による大企業夏季一時金の第一次集計 アベノミクス効果により夏季賞与への期待感が高まっていますが、先日、日本経団連より、2013年夏季賞与・一時金 大手企業業種別妥結状況の第1回集計結果が公表されました。この調査の対象は、原則として原則として東証一部上場、従業員500人以上、主要21業種大手240社で、今回の集計は妥結し、集計可能な64社の結果を集計したもの。

 これによれば今夏の大企業の一時金の平均は846,376円となり、前年同季比で7.37%の大幅増という結果になりました。これを業種別で見ると、製造業は前年同季比7.23%増の843,720円、一方、非製造業は8.00%の858,584円となっています。

 今回の伸び率はバブル期の1990年以来、過去2番目の規模となったようですが、中小企業の業績の回復は遅れており、今夏については大企業が先行し、中小企業はそれを冬以降に追随するという展開になると予想されます。


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参考リンク
日本経済団体連合会「2013年夏季賞与・一時金 大手企業業種別妥結状況(第1回集計:2013年5月30日)」
http://www.keidanren.or.jp/policy/2013/054.pdf

(大津章敬)

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