大幅に引き上げられる労災保険の特別加入者の給付基礎日額上限額
2013年7月16日のブログ記事「9月から25,000円に引き上げが見込まれる労災保険特別加入の給付基礎日額上限額」で取り上げた労災保険特別加入の給付基礎日額上限額の引き上げが正式に決定しました。
今回、引き上げとなったのは、中小企業の事業主等、一人親方、海外派遣者という本来であれば労災保険の対象にはならない人の給付基礎日額上限額です。通常の労働者は給付基礎日額が平均賃金で算出することになっていますが、これらの人は、事前に給付基礎日額を選択することになっています。現状では、3,500円から20,000円までの13区分より選択することになっていますが、9月からは、22,000円、24,000円、25,000円の3区分が追加されることになりました。なお、すでに特別加入している人については、平成26年度から新たな3区分の給付基礎日額が選択できることになっています。
これまで一部の特別加入の人については、給与額から算出した平均賃金額が給付基礎日額の上限よりも大幅に上回ることがあったようです。この引き上げにより少しでも実態にあった給付基礎日額の変更ができるようになるでしょう。
これに関するリーフレットはこちらからダウンロードできます!
http://blog.livedoor.jp/leafletbank/archives/51279969.html
関連blog記事
2013年8月9日「9月から労災保険の特別加入者の給付基礎日額の選択の幅が広がります!」
http://blog.livedoor.jp/leafletbank/archives/51279969.html
2013年7月16日「9月から25,000円に引き上げが見込まれる労災保険特別加入の給付基礎日額上限額」
https://roumu.com
/archives/52000902.html
参考リンク
厚生労働省「労災保険への特別加入」
http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/kanyu.html
(宮武貴美)
http://blog.livedoor.jp/miyataketakami/
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