今春の賃上げ 昨年と同程度との回答が64.0%

昇給 そろそろ今春の昇給が気になる時期になって来ました。そこで本日は、産労総合研究所の「2016年 春季労使交渉にのぞむ経営側のスタンス調査」から、今春の昇給の水準予測について見てみることにしましょう。なお、この調査の対象は、全国1・2部上場企業と同社の会員企業から任意に抽出した3,000社で、回答は146社。

 これによれば、賃上げを実施する予定と回答した企業を対象とした自社の賃上げ予想は以下のとおりとなっています。
2015年と同程度 64.0%
2015年を上回る 8.1%
2015年を下回る 23.3%
その他 4.7%

 ここのところの株価急落など、先行き不透明感もあり、今春の賃上げは昨年と同程度か、少し下回る水準となる可能性が高いでしょう。


関連blog記事
2016年2月8日「2016年の春闘 ベアの行方はどうなるのか?」
https://roumu.com
/archives/52096554.html

参考リンク
産労総合研究所「2016年 春季労使交渉にのぞむ経営側のスタンス調査」
http://www.e-sanro.net/jinji/j_research/j_research01/pr1602-2/

(大津章敬)

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