雇用継続給付 署名を省略するときの申請方法と公開されたリーフレット
2018年10月3日のブログ記事「雇用保険継続給付の被保険者の署名・押印を省略するための様式が公開に!」でとり上げたとおり、雇用保険の雇用継続給付の申請において、被保険者から署名をもらうことを省略できる仕組みが始まりました。
この仕組みでは、署名・押印を省略するためには、被保険者本人に、「記載内容に関する確認書・申請等に関する同意書」により確認を行い、保存することが必要になりますが、実際の申請書の申請者氏名欄(賃金証明書・賃金月額証明書の確認印または署名欄を含む)にはどのように記載するのか、同意書はハローワークでの提出が求められるのかといった疑義が生じます。
これについて、厚生労働省が公開したリーフレットでは以下のように示しています。
申請書の申請者氏名欄には、「申請について同意済」と記載する。
※電子申請において申請する場合も同様
同意書は被保険者に提出させ、事業主が4年間保存する(都度の提出は不要)。
※必要に応じてハローワークが提出を求めることがある
リーフレットは以下よりダウンロードできますので、内容を確認し、署名を省略するときには、適切な手続きと保管をしっかり行っておくようにしましょう。
↓雇用継続給付の署名省略に関するリーフレットはこちらから!
http://blog.livedoor.jp/leafletbank/archives/51542547.html
関連blog記事
2018年10月3日「雇用保険継続給付の被保険者の署名・押印を省略するための様式が公開に!」
https://roumu.com
/archives/52159201.html
参考リンク
厚生労働省「平成30年10月1日より事業主等が雇用継続給付のお手続きを行う場合、被保険者の署名・押印を省略できる場合があります。」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000150982_00001.html
(宮武貴美)
http://blog.livedoor.jp/miyataketakami/
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