厚労省の36協定作成支援ツール 2019年4月からの新様式にも対応
2018年04月25日のブログ記事「厚生労働省 ネットで36協定や1年変形協定届等を作成できるサービスを開始」でご紹介したように、厚生労働省は入力フォームから必要項目を入力・印刷することで、労働基準監督署に届出が可能な36協定届等4種類の書式を作ることができるツールをインターネット上に用意してきました。
これについて2019年4月以降の期間について対象となる36協定届の新様式(中小企業は1年遅れでの適用)への対応が完了し、公開されました。新様式では、記載することとなった労働保険番号や法人番号の入力欄があるほか、一般条項の「時間外労働をさせる必要のある具体的事由」や、特別条項の「臨時的に限度時間を超えて労働させることができる場合」がプルダウンリストから選択できます(入力も可能)。また、協定時間数について法定の上限を超えていないかのチェックも行われ、超えている場合にはアラートが出る仕組みとなっています。
もちろん以前からあった旧様式での作成もでき、会員登録をして支援ツールを利用することで、36協定届、1年単位の変形労働時間制に関する書面の入力データを保存し、過去に登録したデータを呼び出して書き換えることができるとのことです。なお、ゲストで作成(登録しないで作成)することもできます。
新様式にて作成を考えている方を中心にこのようなツールを試してみても良いでしょう。
↓作成支援ツールはこちらから!(新様式・旧様式の選択ができます)
https://www.startup-roudou.mhlw.go.jp/support.html
関連blog記事
2018年04月25日「厚生労働省 ネットで36協定や1年変形協定届等を作成できるサービスを開始」
https://roumu.com
/archives/52149649.html
参考リンク
厚生労働省「作成支援ツール(36協定届、1年単位の変形労働時間制に関する書面)について」
http://www.startup-roudou.mhlw.go.jp/support.html
(宮武貴美)
http://blog.livedoor.jp/miyataketakami/
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