2020年9月末に刷新され使いやすくなるe-Gov

 来年4月からは社会保険の電子申請手続きが大企業で義務化する等、電子申請の動きが進められてきます。それにあわせて、電子申請をする際に利用するe-Govが2020年9月末に更改され、使いやすくなるとの案内が始まりました。
 更改内容として公表されているものは、以下の5点であり利便性が向上しそうです。

1.UIデザインの刷新
 e-Govをよりわかりやすくするため、UI(ユーザーインターフェイス)のデザインを刷新
2.マイページの導入
 利用者別のe-Govアカウントを創設し、電子申請サービスについて、マイページを導入。マイページでは、申請状況の検索や確認、基本情報や行政機関から発出された公文書等通知の管理等に対応
3.GビズID、Googleアカウント等によるログイン
 GビズIDやGoogleアカウント等、他の認証サービスのIDによるログインにも対応
4.モバイル対応
 情報系サービスについてはモバイル環境に対応(電子申請サービスは申請状況確認のみ)
5.macOS対応
 電子申請サービスの対象OSにmacOSを追加

 今後、この具体的な内容が出てくると思われますので、そのときには、また取り上げることにしましょう。

↓この内容のリーフレットはこちらから確認できます!
https://roumu.com/archives/100003.html?preview=true&_thumbnail_id=100004


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参考リンク
e-Gov電子政府の総合案内「e-Gov更改のお知らせ (2020年9月末)」
https://www.e-gov.go.jp/news/egov/2019/news20191206.html

(宮武貴美)
http://blog.livedoor.jp/miyataketakami