厚生労働省より労働者向けの労働法ハンドブックのダウンロードが開始
厚生労働省は先日、就職を控えた学生や若者が働くときに知っておくべき労働法を学ぶ上で、役に立つハンドブックとして「知って役立つ労働法~働くときに必要な基礎知識~」を作成し、ダウンロードを開始しました。
このハンドブックは、「今後の労働関係法制度をめぐる教育の在り方に関する研究会報告書」の中で「労働関係法制度を知ることは、労働者・使用者双方にとって不可欠であり、わかりやすさを最優先にしたハンドブック等を作成・配布するといった取組を強化すべき」という指摘を受け、以下のコンセプトに基づき、作成されたものです。
就職を控えた大学生や社会人に限らず、高校生や様々な人が理解できるように、分かりやすさを重視して作成
労働法の全体像を把握できるよう、労働に関する幅広い分野や法律をカバー
作成に当たっては、労使団体や学識経験者、NPO法人などから幅広いアドバイスを得て、内容を充実
基本的な内容がわかりやすくまとめられていますので、社内研修用の資料としても重宝しそうです。なおこのハンドブックは以下よりダウンロードできますので、是非ご利用ください。
http://blog.livedoor.jp/leafletbank/archives/50927067.html
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2009年1月30日「「長時間労働の抑制のための自主点検表」ダウンロード開始」
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参考リンク
厚生労働省「「知って役立つ労働法」~働くときに必要な基礎知識~を作成しました」
rhttp://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000000rnos.html
(福間みゆき)
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