民間主要企業の令和元年夏季賞与の平均妥結額は前年比▲2.90%の845,453円
先日、厚生労働省は、「令和元年 民間主要企業夏季一時金妥結状況」の結果を公表しました。この調査の対象は、妥結額などを把握できた資本金10億円以上かつ従業員1,000人以上の労働組合のある企業400社となっています。
これによれば、令和元年の主要企業の夏季賞与平均妥結額は、845,453円となりました。過去最高額(870,731円)であった昨年と比較すると▲25,278円(▲2.90%)の減額となっていますが、史上2番目の高額妥結となっています。
ただ、経済の先行きが不透明になっており、今後、賞与の支給水準は継続的に低下する可能性が高くなっています。
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参考リンク
厚生労働省「令和元年 民間主要企業夏季一時金妥結状況を公表します」
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_06652.html
(大津章敬)