経団連調査の大手企業夏季賞与第1回集計 前年同季比▲2.52%の971,777円

賞与 現在、夏季賞与の計算をされている担当者の方も多いのではないかと思いますが、経団連は先日、「2019年夏季賞与・一時金 大手企業業種別妥結状況」の第1回集計結果を公表しました。この調査対象は、原則として東証一部上場、従業員500人以上、主要21業種大手251社で、今回は妥結し、集計可能な83社の結果を集計したものとなっています。

 これによれば、今夏の大手企業の夏季賞与の妥結額平均は前年同季比▲2.52%の971,777円となっています。これを業種別に見ると製造業は942,306円(前年同季比▲2,29%)、非製造業は1,340,275円(前年同季比▲3.31%)となっています。

 これまで経団連の賞与の調査は毎年水準が上昇し、過去最高を更新してきましたが、今回はマイナスに転じています。日米貿易摩擦による景気の低迷の影響が出始めたと言うことができるのではないでしょうか。


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参考リンク
経団連「2019年夏季賞与・一時金 大手企業業種別妥結状況(第1回集計)」
http://www.keidanren.or.jp/policy/2019/049.pdf

(大津章敬)

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