平成20年冬季賞与の平均妥結額は831,813円(前年比△0.63%)

 先日、厚生労働省より、平成20年の民間主要企業の年末一時金妥結状況の集計が公表されました。この集計の対象は、原則として、資本金10億円以上かつ従業員1,000人以上の労働組合のある企業のうち、妥結額等を把握できた352社ですので、基本的に大企業が対象となりますが、その妥結額は 831,813円となりました。対前年比では 0.63%減と、平成14年以来の対前年比マイナスとなりました。


 冬季賞与についてはこのような結果となりましたが、昨年の冬季賞与の支給時期以降、わが国の景気が急速に悪化したことを考えると、今年の夏季賞与は平成11年の前年比マイナス5.65%を超える、記録的なマイナス幅を記録する可能性が高まっています。



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参考リンク
厚生労働省「平成20年民間主要企業年末一時金妥結状況の訂正について」
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2009/02/h0225-1.html


(大津章敬)


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